2023年4月20日、大人気少女コミック『花より男子』が「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されたことが発表されました！
どの世代もが漫画やドラマを通して知っているであろう、2000年代を一世風靡した少女コミック。
筆者はまさに世代で、ドラマを毎週見てハラハラドキドキ、そしてキュンキュンしながら見ていました（笑）
当時は学校や会社でも、登場人物の中で誰が推しか話題になるほど大人気でした。
この記事では少女コミック『花より男子』の作者・神尾葉子さんについて、活動歴やドラマ化した作品、現在開催されている『花より男子展』などについて紹介していきます。
Contents
『花より男子』がギネス世界記録に認定！
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6460733
（参照：YAHOO! JAPAN ニュース）
2023年4月20日、少女コミック『花より男子』が「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されたことが発表されました。
本作品は、漫画雑誌「マーガレット」で1992年から2004年に連載され、単行本全37巻、完全版コミックス全20巻が発売されています。
累計発行部数は、電子版を含まないで、5940万9000部を突破しています。
同作は、連載開始から今年で30周年を迎えたこともあり、節目の年にギネス世界記録に認定されたということで再び注目されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fdb0668eb85dbc74c163c5c75135b91e496f581
（参照：YAHOO! JAPAN ニュース）
『花より男子』とは？
https://yokokamio.net/works/hanadan/
（参照：神尾葉子 公式ホームページ 作品『花より男子』）
少女コミック『花より男子』は、漫画雑誌「マーガレット」で1992年から2004年まで連載された作品です。
単行本は全37巻、完全版全20巻が発売され、平成7年度 第41回 小学館漫画賞を受賞しました。
以下、ネタバレを含む内容となりますので、漫画やドラマをすぐ見られたい方は飛ばしてください。
↓↓↓以下ネタバレを含むあらすじ↓↓↓
裕福な生徒の多い英徳学園に入学した貧乏少女・牧野つくしが、大金持ちの男子グループ「F4」を含む正反対な人達が生み出す差別によるいじめや対決に奮闘する物語で、ギャグコメディも入った恋愛ストーリーとなっています。
「F4」のメンバーは、道明寺財閥の御曹司・司、花沢物産の御曹司・類、日本一の茶道の家元「西門流」の跡取り息子・総二郎、総合商社・美作商事の息子あきらの4人組。
学校は、F4の親から多額の寄付を受けていたため、生徒達はもちろん教師たちですら彼らに逆らうことができない状況。
主人公・つくしは違和感を持ちながらも平凡な高校生活を送ろうとしていましたが、ある日F4に花瓶の水をかけたことが原因で目をつけられ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまいます。
しかし、正義感の強いつくしは彼らの性根を叩き直さんとばかりに立ち向かって行くというストーリー。
このようなやり取りをしていく中で、つくしの強気で芯の通っている性格に触れ、F4のメンバーである道明寺司や花沢類とラブストーリーを展開する流れに。
つくしは最終的に誰と結ばれるのか、ギャグやシリアスな部分も含めたハラハラドキドキ、そしてキュンキュンする内容となっています。
漫画だけでなく、アニメ化・ドラマ化もされており、映画化もされています。
ドラマは2005年・2007年と放送されており、主人公・牧野つくし役を井上真央さん、道明寺司役を松本潤さん、花沢類役を小栗旬さん、西門総二郎役を松田翔太さん、美作あきら役を阿部力さんが演じています。
また、映画も同役者で2008年に上映され、最終的に興行収入は77億円超える大ヒット作となっています。
人気は日本だけでなく、世界中でも注目され、2001年に台湾でも『流星花園（りゅうせいはなぞの）』の題名でテレビドラマ化されています。
2009年には韓国でも、『꽃보다 남자コッポダナムジャ』の題名でテレビドラマ化されました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E3%82%88%E3%82%8A%E7%94%B7%E5%AD%90
（参照：ウィキペディア）
https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/m1078/
（参照：TBSチャンネル）
作者・神尾葉子とは？活動歴は？
https://yokokamio.net/profile/
（参照：神尾葉子 公式ホームページ プロフィール）
少女コミック『花より男子』の作者は、「神尾葉子」（かみおようこ）さんです。
神尾さんは1966年6月29日生まれの東京都出身の漫画家です。
学生時代のある日、「そうだ漫画描こう」と思って漫画家になったとのこと。
楽しくなんでもやりたい派で、旅や海が好きだそうです。
また、担当編集者に技術の上達が遅すぎると言われながらも、のろのろ描きながら今にいたるそうです。
素人からしたら、神尾さんの絵はそれぞれの表情、男性から醸し出されるかっこよさ・色気、女性から醸し出されるかわいさ・儚さが見るだけで伝わってくるので、神尾さんの絵はすごすぎるというのが正直な感想です。
まさに少女漫画の青春を体現しているのではないでしょうか。
神尾さんは、1986年に漫画雑誌「マーガレット』で『はたちのままで待ってる』でデビューします。
その後、1992年から2004年まで、漫画雑誌「マーガレット」に掲載された『花より男子』は大ヒット作となり、平成7年度 第41回 小学館漫画賞（少女部門）を受賞しています。
漫画雑誌「マーガレット」では『花より男子』をはじめに『キャットストリート』『虎と狼』、漫画雑誌「ジャンプコミックス」では『まつりスペシャル』『いばらの冠』『花のち晴れ』が連載されています。
https://yokokamio.net/profile/
（参照：神尾葉子 公式ホームページ プロフィール）
（参照：神尾葉子 公式ホームページ 作品）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%B0%BE%E8%91%89%E5%AD%90
（参照：ウィキペディア）
神尾葉子作品でドラマ化した作品は？
https://www.igoshogi.net/vod/?p=1870
（参照：VODチャンネル）
（参照：amazon.co.jp）
神尾さんの作品でドラマ化された作品は、『花より男子』だけではありません。
杉咲花さんとKing & Prince・平野紫耀さんが主役を務めた『花のち晴れ』です。
本作品はドラマでは『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』という名前で2018年に放送されました。
『花より男子』の続編で、「F4」卒業から2年後の英徳学園を舞台に、“庶民狩り”と称して学園に相応しくない資産状況の生徒を追放する「コレクト5」のリーダー神楽木晴と、元社長令嬢で現在は庶民の江戸川音を中心に物語が進むラブコメディーです。
江戸川音役を杉咲花さん、神楽木晴役を平野紫耀さん、恋のライバルとなる馳天馬役を中川大志さんが演じられています。
『花より男子』の続編ということで、こちらも注目・人気の高いドラマとなりました。
（参照：ウィキペディア）
https://www.tbs.co.jp/hana_hare/intro/
（参照：『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』 はじめに）
『花より男子展』とは？
（参照：花より男子展 Jewelry BOX）
少女コミック『花より男子』は今年で30周年ということもあり、記念として全国で『花より男子展』が開催されています。
カラーやモノクロ原画、描き下ろし作品を含む、約250点を展示されています。
さらに、胸キュン名場面特集や、「F4」のかっこよさを堪能できるコーナーもあるんだとか。
また、展覧会の記念として複製原画の販売も行われているんだとか。
ファンには堪らない世界が広がります！
開催情報
場所：東京・松屋銀座8階イベントスクエア
期間：2023年4月19日（水）から5月8日（月）まで
時間：10：00～20：00
※4月23日（日）・5月7日（日）は19：30閉場
※最終日は17：00閉場
※入場は閉場の30分前まで
値段：一般 \1,500 高校生 \1,200 小中学生 \800
※前売券は4月18日（火）までの販売のため、当日券の値段のみ記載しています。
詳しくは下記URLをご確認ください。
https://hanadan-ten.com/outline
（参照：花より男子展）
東京開催後、夏に大阪、その後に浜松、福岡、神戸で開催予定となっています。
https://www.museum.or.jp/event/110581?fromname
（参照：アイエム）
まとめ
今回は、ギネス世界記録に認定された大人気少女コミック『花より男子』について紹介しました。
また、作者・神尾葉子さんの活動歴や有名作品は、展覧会の情報についても紹介しています。
2000年代を一世風靡した大人気少女コミック『花より男子』を、まだ見られてない方はぜひ漫画やドラマを見てみてください。
見られたことのある方は、ゴールデンウィークといった長期休暇に再度見るのもおすすめです。
