ゴールデンウィークも終わり、雨模様が続いていましたが、今日から全国的に夏日が続くと言われています。
各地で暑い日々が続きますが、日本の四季には“梅雨”があります。
梅雨入りすると、急な暑さも落ち着いてくるかと思います。梅雨といえば雨、蛙、といろんな季語を思い浮かべるかと思いますが、その一つ“紫陽花”は梅雨を彩る花として人気を誇ります。
今回は、全国の梅雨入りはいつなのか、紫陽花の見頃はいつなのか、その中でも神奈川県のおすすめ紫陽花スポットを2ヶ所ご紹介します。
Contents
今年の梅雨入りは?
https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
(参照:気象庁)
2023年の梅雨入りは、各地によって早かったり遅かったりと予想されています。(2023年4月7日時点)
一番早く梅雨入りを予想されている地域は沖縄地方。
関東は6月7日頃と予想されています。
また、梅雨明けは全体的に例年より早いと予想されています。
梅雨が明けると夏日がやってきて、長い夏が始まるかと思います。
今年は4・5月と平年より暑い日々が続いているので、梅雨明けはさらに暑くなると予想されています。
寒暖差、日差し、熱中症に注意が必要です。
https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
(参照:気象庁)
紫陽花の見頃は?
(2022年6月中旬撮影)
紫陽花は5~7月に開花し、梅雨入りする頃に色づき始めます。
そして、6月上旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。
ちょうど梅雨の時期に見頃になるので、雨が止んでいる時や小降りの時に傘をさしてお出かけするのもおすすめです。
また、紫陽花は桜よりも見頃の期間が長いため、お出かけの計画もしやすいのではないでしょうか。
(参照:Rakuten Travel)
筆者おすすめ!神奈川県のおすすめ紫陽花スポット1つ目 “長谷寺”
(2022年6月中旬撮影)
筆者は2022年に神奈川県の紫陽花スポットをたくさん周りました。
コロナ禍ということもあり、コロナ対策のため人数制限もありました。
紫陽花の見頃の時期に行ったので、待ち時間が長かったり行列ができたりするほど。
その中でも筆者が体験した、待ち時間が長くても楽しめる場所、穴場の場所をご紹介します。
筆者がおすすめする神奈川県のおすすめ紫陽花スポット1つ目は、“長谷寺(はせでら)”です。
長谷寺とは、神奈川県鎌倉市長谷に位置するお寺で、紫陽花のおすすめスポットとして全国2位の人気を誇ります。
開創は奈良時代といわれ、聖武天皇の時代に勅願所と定められたといわれています。
観音山の裾野から中腹に広がる境内は、四季を通じて花が咲き誇り、「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれています。
梅雨の時期には40種類2500株のアジサイが咲き乱れ、鎌倉でも有数の景勝地となっています。
https://www.hasedera.jp/about/
(参照:長谷寺 ご紹介)
長谷寺の魅力は?
(2022年6月中旬撮影)
(2022年6月中旬撮影)
長谷寺の魅力といえば、鎌倉の海と街を紫陽花と一緒に一望できることです。
鎌倉は少し歩くと相模湾が広がり、広大な海が広がります。
広大な相模湾と鎌倉の街並みを、梅雨の時期にしか見られない紫陽花と一緒に見ることができる貴重なスポットです。
また、観音山に一面に広がる紫陽花の境内に行く途中に“卍池”があり、そこにはカラフルな紫陽花が浮かべられています。
色とりどりの紫陽花が写真映えするのも魅力の一つです。
(2022年6月中旬撮影)
(2022年6月中旬撮影)
また、長谷寺では毎年拝観券の他に「あじさい入場券」が用意されています。
5分咲きから見頃終了まで、「あじさい入場券」は小学生以上で一人\500となります。
紫陽花を観覧するために、混雑時は入場券の番号順で案内されており、各時間人数制限が設けられています。
紫陽花を観覧するまで待ち時間がある場合、長谷寺の中をゆっくり見て回ることができます。
筏に乗った花菖蒲が見られる池や、パワースポットともいわれている洞窟「弁天窟」など、見どころが多いのも魅力です。
先に「あじさい入場券」を購入してから、番号が呼ばれるまで長谷寺の中をゆっくり楽しむのがおすすめです。
2023年も同様にこのシステムが行われるため、ぜひ参考にしてみてください。
また、紫陽花を観覧できる「あじさい路」の有料期間が決定したら、長谷寺ホームページにて日時指定の【拝観・あじさい鑑賞セット券】の販売を予定されているようです。
優先的に紫陽花の鑑賞を楽しめるとのことなので、事前WEB予約もおすすめです。
https://www.hasedera.jp/2023/05/10081/
(参照:長谷寺 本年のあじさい鑑賞について 2023.5.9)
長谷寺へのアクセス・駐車場は?
拝観受付時間
通常期間
8:00〜16:30(閉山17:00)
延長期間(4月~6月)
8:00〜17:00(閉山17:30)
公共交通機関の場合
JR 横須賀線 鎌倉駅下車
→バス「長谷観音」下車、徒歩5分
または
→江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分
小田急線、藤沢駅下車
→江ノ電「長谷駅」より徒歩5分
車の場合
横浜横須賀道から朝比奈IC下車
県道204号にて30分
駐車場
普通車 30台 30分 \350
バス(中型車以上) 4台 30分 \1,000
営業時間 08:00~16:30
延長期間(4月~6月)08:00~17:00
紫陽花の見頃の時期は非常に混雑します。
公共交通機関の場合も車の場合も早い時間に訪れることをおすすめします。
https://www.hasedera.jp/guide/
(参照:長谷寺 配管のご案内・アクセス)
筆者おすすめ!神奈川県のおすすめ紫陽花 2つ目 “横浜イングリッシュガーデン”
(2022年6月中旬撮影)
筆者がおすすめする神奈川県のおすすめ紫陽花スポット2つ目は、“横浜イングリッシュガーデン”です。
横浜イングリッシュガーデンは、横浜市の花である約1,800種類のバラを主として、桜やチューリップ・紫陽花など様々な草花や樹木が植えられています。
特にバラの種類は圧巻で、見頃である5月には全国から多くの観光客がたくさんのバラを見に訪れます。
しかし、横浜イングリッシュガーデンはバラだけではありません!
他にも多くの花々が植えられており、その中でも紫陽花の品種は約300種類!
様々な品種の紫陽花を欧風の庭園で楽しむことができます。
https://serorino-hitorigoto.com/english-garden-ajisai/
(参照:セロリのひとりごと)
横浜イングリッシュガーデンの魅力は?
(2022年6月中旬撮影)
(2022年6月中旬撮影)
(2022年6月中旬撮影)
横浜イングリッシュガーデンの魅力は、たくさんの品種の紫陽花の魅せ方!
緑のアーチに傘を吊るしたり、和傘と紫陽花のコラボがあったり、紫陽花に囲まれたベンチがいくつもあったりと、紫陽花をより一層楽しむことができる工夫が施されています。
紫陽花と一緒に撮ったりペットと撮ったりと、撮影を楽しめるスポットです。
カラフルでいろんな形をした紫陽花をさらに楽しむことができるのがおすすめです。
横浜イングリッシュガーデンへのアクセス・駐車場は?
入園料
※ここでは2023年5月29日~9月15日までの入園料を記載します。
年間の入園料は公式ホームページに記載されていますので、参考にしてみてください。
2023年5月29日~6月25日
大人:\1,000
小・中学生:\500
幼児(未就学児):無料
6月26日~9月15日
大人:\700
小・中学生:\400
幼児(未就学児):無料
団体料金:15名以上でお一人様100円引
他の割引:お身体の不自由なお客様 半額
※ご本人お一人につき1名様まで同伴の介護者も同じ料金にてご入園いただけます。
(身体障がい者手帳または療育手帳をお持ちください)
※価格は全て税込です。
駐車場
「横浜イングリッシュガーデン」は「tvk ecom park」の中にあります。
「tvk ecom park」の中に駐車場だけでなくモデルハウス・ショールームやヨコハマくらし館があり、駐車場割引サービスなどもあります。
電車の場合
相鉄線・平沼橋駅より徒歩約10分
無料送迎バスの場合
横浜駅~「tvk ecom park」間で無料送迎バスが運行されています。
横浜駅西口 りそな銀行前より運行されていて、ハイシーズンを除き毎週水曜日は運休となります。
祝日の場合は運行されているとのこと。
無料送迎バスはハイシーズンでは満員になりやすいです。
無料送迎バスをご利用の際は、発車時刻よりも早めにバス停で待つことをおすすめします。
様々なアクセス方法がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
(参照:横浜イングリッシュガーデン ご来園のお客様へ)
(参照:横浜イングリッシュガーデン 交通・アクセス)
まとめ
今回は、筆者がおすすめしたい神奈川県の紫陽花スポットを2ヶ所ご紹介しました。
紫陽花の見頃は梅雨の時期。2023年の梅雨入りは平年並みですが、梅雨明けは少し早めの予想がされています。
その中で紫陽花の見頃はいつ頃なのかもご紹介しました。
全国各地に紫陽花スポットは点在していますが、神奈川県の紫陽花スポットは日本随一です。
コロナも緩和されたので、ぜひ旅行やおでかけの候補として参考にしてみてください。