関東屈指のパワースポットと言われる三峯神社。
多くの人が訪れ、巷では「神秘的」「エネルギーが強い」「呼ばれた人しか行けない」等と噂されています。
なぜ関東屈指と謳われるのか、なぜ様々な噂があるのか、どのようなご利益があるのか、場所はどこなのか。
こちらでは三峯神社について詳しく紹介していきます。
Contents
関東一のパワースポット?と言われる三峯神社とは?
三峯神社は、埼玉県・奥秩父の標高1,100メートルの山中に位置します。
三峯神社は、この地を訪れた日本武尊(やまとたけるのみこと)が景観を気に入り、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと伝わります。
三峯神社では、日本武尊の大きな銅像があります。
日本武尊が神社境内だけでなく三峯神社から見える景色全てを見守っているかのようです。
また、社殿前に鎮座する樹齢800年の「ご神木」にみなぎっている強力な“霊気”で、あらゆることを勝利や成功に導いてくれるとも言われています。
三峯神社は狛犬ではなく狼がたくさんいる!
一般的に、神社を守るために狛犬が設置されることが多いですが、三峯神社ではあらゆる所に狼が設置されています。
その理由として、日本武尊(やまとたけるのみこと)が峠を降りる際、霧に包まれ先が見えませんでしたが、ニホンオオカミに導かれて山を下りたという話があります。
その後、そして三峯山に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀り、国の平和を祈願しました。
このことから、オオカミを神の使いとみなしています。
また、元々山岳地帯の農民では「オオカミは畑の農作物から守ってくれる」という信仰がありました。
それが転じて、神の使い手、財産を守ってくれるという解釈になり、「盗賊除」や「火難除」となりました。
よって、狼は三峯神社の守護人と祀られるようになりました。
三峯神社のご利益は?
三峯神社に祀られている伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)は、夫婦神です。
また、造化三神である天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)・神産巣日神(かみむすひのかみ)、そして日本神話の主神であり太陽神として崇められている天照大神(あまてらすおおかみ)も祀られています。
よって、ご利益は、夫婦和合、家内安全、五穀豊穣、火難・盗難除け、諸難除けと言われています。
また、樹齢800年の「ご神木」にみなぎっている強力な“霊気”で、仕事、家庭、縁結び、建康など、あらゆることを勝利や成功に導いてくれるとも言われています。
筆者は夫と行きましたが、夫婦和合をさらに深め、子宝にも恵まれるようお守りを購入しました。
夫婦神が祀られている神社のお守りなので、大きな効果があるのではないかと期待してしまいます。
三峯神社の見どころは絶景天空ビュー!
三峯神社には、これぞパワースポットなのでは!?という見どころが多くあります。
珍しい三ツ鳥居、狛犬ではなく狼が守護人、豪華絢爛な本殿、樹齢800年のご神木、大きな日本武尊(やまとたけるのみこと)銅像…。
見どころが数多く挙げられますが、その中でも筆者のおすすめは「奥宮遥拝殿」です。
三峯神社境内にあり、さらに階段を登ると、開放的な拝殿があります。
そこから見る景色は圧巻です。
標高がいかに高いかを思い知らされ、山の深さを感じることができます。
マイナスイオンたっぷりで、大自然に包み込まれるような空間です。
これぞまさに「神秘的」といえるのではないでしょうか。
三峯神社の所要時間は?
https://tabicoffret.com/article/77492/index.html
(たびこふれ)
三峯神社は、人気が高い神社のため参拝者も多いです。
よって、見どころを押さえて参拝するには、最低1時間は見積もることをおすすめします。
また、さらなるパワースポットを求めたい方は「奥宮」もおすすめです。
しかし、標高1329mもある妙法ケ岳の山頂に鎮座するため、三峯神社から険しい山道を登山となります。
所要時間は、片道1時間半ほどかかります。往復で3時間ほどかかります。
どちらかといえば登山者向けの人気スポットです。
よって、三峯神社参拝・奥宮登山どちらも行かれる場合は4時間ほどかかりますので、十分時間を取って訪れましょう。
三峯神社へのアクセス方法は?
(参照:三峯神社 交通案内)
三峯神社には、バス・車・電車を利用してアクセスすることができます。
バスの場合
西武観光バス急行便(西武秩父駅~三峯神社)を利用
運賃
西武秩父駅~三峯神社間…大人:950円(小人:480円)
三峰口駅~三峯神社間…大人:690円(小人:350円)
大輪~三峯神社間…大人:560円(小人:280円)
所要時間
西武秩父駅~三峯神社…約75分
車の場合
東京方面からお越しの場合
関越自動車道・花園ICより国道140号線、皆野寄居バイパス経由で約2時間。
山梨方面からお越しの場合
中央自動車道・甲府昭和ICより国道140号線、雁坂トンネル経由で約2時間半。
駐車場
二輪車 210円
普通車等 520円
電車の場合
池袋駅からお越しの場合
西武鉄道・特急で西武秩父駅まで1時間20分三峯神社行き西武観光急行バスで 約1時間30分(下記参照)あるいは御花畑から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅へ、そこから西武観光バスで三峯神社へ。
八王子駅からお越しの場合
JR八高線で東飯能駅へ、東飯能駅から西武鉄道に乗り換え西武秩父駅へ。三峯神社行き急行バスか御花畑で秩父鉄道に乗り換え、終点の三峰口駅より西武観光バスで三峯神社へ。
上野駅からお越しの場合
JR高崎線で熊谷駅へ、熊谷駅から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅へ、そこから西武観光バスに乗り換え終点の三峯神社へ。
https://www.mitsuminejinja.or.jp/koutsu/
(参照:三峯神社 交通案内)
筆者は車で朝出発しましたが、3連休初日かつ横浜周辺から向かったため、そもそも遠いのと渋滞にもはまり、到着まで6時間ほどかかりました…。
渋滞がなくても、都心の方からだと最低3時間はかかります。
都心からも秩父市街からも遠いため、行くのはなかなか大変ですが、そこに訪れるのもきっと縁です。
これぞ「呼ばれた人しか行けない」と言われる所以なのではないでしょうか。
三峯神社では宿泊も可能!
https://www.mitsuminejinja.or.jp/kounkaku/
(参照:三峯神社 興雲閣)
三峯神社には「興雲閣」という宿泊施設があります。
昔は僧侶や三峯神社へ訪れた参拝者が身を清めるための宿泊施設として利用されていました。
現在は、三峯神社への参拝客の他、一般の観光者も利用できる宿泊施設として利用されています。
また、三峯山山麓から湧き出す温泉、三峰神の湯宿泊、日帰りの方も利用可能とのこと。
都心からも秩父市街からも遠いため、宿泊も兼ねて参拝するのもいいですね。
まとめ
今回は、関東一のパワースポットといわれる三峯神社のご利益・見どころについて紹介しました。
都心や秩父市街からも遠い、標高1,100メートルの山中に位置する三峯神社ですが、行く価値は非常に高いと思います。
遠くて山中にあるからこそ、自然の中も相まって、神秘的な空間やエネルギーを感じることができるのではないでしょうか。
ぜひ足を運び、三峯神社でしか感じられない強大なパワーを感じてみてください!