茨城の穴場!海にそびえ立つ鳥居!?大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)とは?見どころは?アクセスは?

春は気温差が激しい時もありますが、3月も終わりが近づき、4・5月と暖かい日々が続く季節がやってきました。

暖かい日にはおでかけしたくなる方が多いのではないでしょうか?

首都圏からドライブにおすすめである茨城県には、「国営ひたち海浜公園」を始め観光スポットが多くあります。

その中でも筆者がおすすめしたい穴場スポット「大洗磯前神社」をご紹介します。

茨城の穴場!海にそびえ立つ鳥居が見られる「大洗磯前神社」とは?

(2022年5月初旬撮影)

茨城県大洗町の海岸沿いに位置する「大洗磯前神社」(おおあらいいそさきじんじゃ)。

こちらは太平洋にそびえ立つ白い鳥居「神磯鳥居」が特徴的です。

海岸沿いを歩いて大きな太平洋を見ながら鳥居を見ることができます。

筆者が訪れた午後の時間帯はちょうど干潮だったため、鳥居が立つ岩場を見ることができました。

満潮や荒波の時は、また違った姿を見せてくれます。

(2022年5月初旬撮影)

(2022年5月初旬撮影)

海岸から急勾配な階段を登ると、本殿・境内にたどり着きます。

本殿の隣には、その年の干支が描かれた大きな絵馬が飾られています。

筆者は2022年5月に訪れたため、この時は寅の絵馬が飾られていました。

荒波に屈しない姿を見せる寅が描かれています。

御祭神は、民を難儀から救うために降臨された神である「大己貴命」(おおなむちのみこと)・「少彦名命」(すくなひこなのみこと)です。

二人の神は、力を合わせて天下を経営し、まじない・医薬などの道を人々に教え、日本の礎を作った神様と言われています。

「大己貴命」はだいこく様とも言われ福や医療の神様として慕われ、「少彦名命」は医療祖神と仰がれ万民を難病から救う神として信仰されています。

大洗磯前神社は平安時代からありましたが、戦国時代に一度焼失してしまいます。

その後、江戸時代になり水戸藩2代藩主徳川光圀(みつくに)の命で元禄3年(1690)社殿等の造営を始め、3代徳川綱條(つなえだ)の享保15年(1730)に完成し、今もなお人々が参拝に訪れます。

本殿・拝殿は彫刻や建築様式が江戸初期の数少ない建造物のため、県の文化財に指定されています。

https://www.oarai-isosakijinja.net/yuisyo/

(参照:大洗磯前神社 御祭神・由緒)

大洗磯前神社のご利益は?

(2022年5月初旬撮影)

「大洗磯前神社」は、御祭神の一人である「大己貴命」(おおなむちのみこと)が縁結びの神様でもあることから、恋愛成就、縁結び、家内安全、厄除け、開運招福にご利益があると言われています。

また、水戸藩2代目藩主水戸光圀(みつくに)によって再興された後は、漁師の海難事故が無くなったとも言われています。

よって、海上運行の守り神としても信仰を集めています。

本殿を訪れると、拝殿前にはカエルが三匹寄り添っています。

こちらは「無事にかえる」「物がかえってくる」「欲しいものがかえる」と様々なご利益があるかもしれないとのこと。

あらゆるご利益があると、参拝するのも楽しみになるのではないでしょうか。

https://www.clubgets.com/tabimegu/kanto/20210420_oarai-isosaki.html#:~:text=%E5%A4%A7%E6%B4%97%E7%A3%AF%E5%89%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%81%AE%E3%81%94%E5%88%A9%E7%9B%8A&text=%E5%BE%A1%E7%A5%AD%E7%A5%9E%E3%81%8C%E7%B8%81%E7%B5%90%E3%81%B3%E3%81%AE,%E4%BF%A1%E4%BB%B0%E3%82%92%E9%9B%86%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

(参照:TABImegu)

https://www.oarai-isosakijinja.net/keidai/haiden/

(参照:大洗磯前神社 拝殿)

「大洗磯前神社」の見どころは?

https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/isosakijinja-guide

(参照:Rakuten Travel)

「大洗磯前神社」の見どころは、何といっても海にそびえ立つ「神磯鳥居」。

こちら、絶景の日の出スポットとしても人気です。

鳥居と同じ方角から日の出を見ることができるため、鳥居と日の出が重なっている写真を撮ることも可能です。

日の出の時間帯には多くの人がその瞬間を求めて、カメラを持って訪れます。

また、満潮・干潮・荒波と海の状況によって景色を変化させるため、どの時間帯もおすすめです。

「大洗磯前神社」の近くの見どころは?

(2022年5月初旬撮影)

(2022年5月初旬撮影)

「大洗磯前神社」の本殿から徒歩3分ほどに、「つつじの小径」があります。

こちら、5月には人の背丈よりも高いつつじが咲き誇ります。

よく街中でも見られる濃いピンク・白のつつじとは異なり、薄いピンク・サーモンピンクとなかなか見られない色が見られます。

また、こちらはネットでは情報が少なく筆者がたまたま見つけたSNS映えスポットです。

ぜひ散策の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

「大洗磯前神社」のアクセス・駐車場は?

開門時間

4月~9月 05:30~18:00

10月~3月 06:00~17:00

祈祷受付 09:00~15:30

授 与 所 08:30~16:00

御 朱 印 08:30~16:30

徒歩の場合

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗駅から

約40分(3kmほど)

バスの場合

大洗駅から

大洗海遊号で約15分

「大洗磯前神社下」バス停下車 すぐ

水戸駅から

茨城交通バス(路線番号50)で約30分

「大洗神社前」バス停下車 すぐ

自動車の場合

水戸大洗インターチェンジから15分

駐車場

道路を跨いでいる鳥居横の灯篭が並ぶ坂をおあがりください。

自転車の場合

休憩所隣のスペースに停めてください。

多くの神社では門の中に乗り物を入れることを禁じています。

また、境内では自転車は押して移動してください。

https://www.oarai-isosakijinja.net/annnai/

(参照:大洗磯前神社 神社の御案内)

車なら都心から約2時間とドライブには最適な距離です。

ゴールデンウィークは高速道路は大変混雑するため、交通状況を随時見ながらおでかけすることをおすすめします。

まとめ

今回は、茨城の穴場!海にそびえ立つ鳥居が見られる「大洗磯前神社」について紹介しました。

また、ご利益や見どころ、近くの見どころ、アクセスについても紹介しました。

観光スポットが多い茨城県で、意外と穴場である「大洗磯前神社」の神磯鳥居の景観は圧巻です。

ぜひ、4月・ゴールデンウィークと春のおでかけの参考にしてみてください!