2月4日の立春が過ぎ、少しずつ暖かな日々が続いています。
冬が明ければ春が訪れ、たくさんの花も咲き始めるかと思いますが、一足早く春の先取りを感じることができる花が“河津桜”(かわづざくら)。
桜にも種類はたくさんありますが、3月下旬から4月、東北・北海道は5月とまだまだ先のイメージがあります。
しかし、河津桜の見頃は2・3月と早いのが特徴です。
河津桜の魅力、河津桜と一緒に楽しめる筆者のおすすめスポットを紹介していきます。
Contents
春を先取り!2・3月に楽しめる河津桜とは?
https://photo.mie-eetoko.com/photo/1956
(参照:三重フォトギャラリー)
河津桜とは、静岡県賀茂郡河津町という伊豆に位置する町で、毎年3月上旬に満開になるピンク色の桜です。
伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし、毎年2月上旬から開花しはじめ約1ヶ月を経て満開になります。
1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美氏が、河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたことが由来といわれています。
河津町で行われる『河津桜まつり』には、毎年多くの観光客が訪れ賑わいます。
例年の開花時期は、2月初旬~3月初旬が開花時期です。
満開の期間は約1週間から10日のため、開花情報を直前までチェックしておくのがおすすめです。満開ではなくても、五~六分咲き以上で十分満足感の得られるお花見ができるとのことです。
http://www.kawazuzakura.net/about.html
(参照:河津桜まつり情報局)
https://www.kawazu-onsen.com/sakura/
(参照:河津町観光協会)
河津桜を見ることができる場所は?
https://onsennews.com/news170216_kawazuzakura/
(参照:Onsen News)
河津桜は、静岡県だけでなく、愛知県・神奈川県・山口県・大分県など、全国各地で見ることができますが、ソメイヨシノといった有名な桜の品種とは違って場所は限られています。
その中でも静岡県は、河津町を始めあらゆる場所で見ることができます。
静岡県・河津町では、2023年2月1日(水)から2月28日(火)まで、毎年恒例の『河津桜まつり』が開催されます。
2023年は新型コロナウイルス感染症防止対策を行いながらの開催が予定されています。
桜まつりの期間中は、18:00〜21:00に桜並木と名木のライトアップも行われます。
川沿いの桜並木のライトアップが川面に映る様も華やかです。
静岡県に行くのは少し遠い方、関東でもっと近場にないかと探されている方もいるかと思います。
そんな方におすすめの、関東で河津桜を楽しめるおすすめスポットを2ヶ所ご紹介します。
https://www.jalan.net/news/article/304052/
(参照:じゃらんニュース)
https://onsennews.com/news170216_kawazuzakura/
(参照:Onsen News)
河津桜×〇〇を楽しめるおすすめスポット2選
筆者がおすすめする河津桜のおすすめスポットは、河津桜だけでなく他の花も一緒に楽しめるスポットです。
東京・神奈川と都心からもアクセスしやすい場所になるのと、見頃も静岡県・河津町より少し遅めなので、今からお花見の計画を立てるのにちょうどいいのではないでしょうか。
河津桜×〇〇を楽しめるおすすめスポットを、今回は2ヶ所ご紹介します。
1.河津桜×ミモザ 蔵前神社(東京都)
(2022年3月に撮影)
東京都台東区蔵前にある「蔵前神社」は、3月〜4月にかけて河津桜とミモザが共に咲くスポットです。
濃いピンク色の河津桜と黄色のふわふわしたミモザのコラボレーションが境内に広がり、近年インスタ映えすると有名なスポットです。
満開の時期には、コラボレーションした美しい景色を撮影しようと、多くの人々が訪れる人気の撮影スポットとなります。
よって、休日は朝から大変な混雑となる大人気なスポットです。
蔵前神社で見られる河津桜の見頃は3月上旬です。
河津桜とミモザどちらも満開となり、神社の境内で咲き乱れる様子は圧巻です。
アクセス
<最寄り駅>
都営浅草線「蔵前駅」(A4) 徒歩1分
都営大江戸線「蔵前駅」(A6) 徒歩1分
都バス「蔵前駅前」 徒歩1分
都バス「蔵前二丁目」 徒歩2分
駐車場はないため、電車でのアクセスをおすすめします。
近くにコインパーキングあるため、車の際はそちらをご利用ください。
(参照:Google Map)
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/5158/
(参照:東京都神社庁)
https://torehashi-blog.com/2022/03/23/kuramae-mimosa2022/
(参照:TOREHASHI TULIP)
https://iwalkedblog.com/?p=84483
(参照:歩いてみたブログ)
2.河津桜×菜の花 松田山ハーブガーデン(神奈川県)
(2021年3月に撮影)
神奈川県足柄上郡松田町にある西平畑公園の中にある「松田山ハーブガーデン」は、2月中旬~3月上旬にかけて河津桜と菜の花が共に咲くスポットです。
山の斜面で咲き誇り、花とともに松田町の町並みや箱根の山々、天気が良ければ富士山も望むことができます。
河津桜の本数は約360本と多く、人気度は全国10位、神奈川県内では1位を獲得しています。
濃いピンク色の河津桜と明るい黄色が一面に広がる菜の花とのコラボレーションが魅力です。
こちらも満開の時期には、コラボレーションした美しい景色を撮影しようと、多くの人々が訪れる人気の撮影スポットとなります。
よって、休日は朝から大変な混雑となる大人気なスポットです。
松田山ハーブガーデンでは、『まつだ桜まつり』が毎年開催されています。
2023年は2月11日(土)~3月12日(日)に開催されます。
『まつだ桜まつり』
<入園料>
大人300円(18歳以上)
6歳以上18歳未満100円
6歳未満、身体障害者手帳、療育手帳、または精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は無料
<時間>
午前9時から午後4時
アクセス
<最寄り駅>
小田急線新松田駅から徒歩約25分
JR御殿場線松田駅から徒歩約20分
<駐車場>
東名高速「大井松田IC」より約5分。
駐車できる数に限りがあるため、できるだけ公共機関を利用してくださいとのことです。
<駐車料金>
町外1000円
町内500円
<シャトルバス>
「まつだ桜まつり」の期間中には、JR松田駅の北口からシャトルバスが運行しています。
09:30分~16:00分の間で、30分間隔
ライトアップの期間中は、21:00まで運行
<シャトルバス料金>
大人160円
小人80円
筆者は松田駅の近くにあるコインパーキングを利用し、歩いて向かいました。
コインパーキングは駅近くにいくつかありますが、お祭り期間は来場者が多いため、お車の際は事前に駐車場を調べて早めに訪れることをおすすめします。
(参照:Google Map)
https://sp.jorudan.co.jp/hanami/spot_825.html
(参照:花見特集2023)
https://iwalkedblog.com/?p=23923
(参照:歩いてみたブログ)
まとめ
今回は、春を先取りできる河津桜の東京・神奈川のおすすめスポットを紹介しました。
また、河津桜だけでなく他の花も一緒に楽しめるスポットとして、圧巻な景色を目の当たりにすることができます。
それぞれのスポットの見頃・アクセス・近隣の駐車場なども合わせて紹介しました。
ぜひ、春のおでかけの参考にしてみてはいかがでしょうか?