5月も本日で最終日。本日、南九州も梅雨入りが発表され、西日本全域が梅雨入りとなりました。
例年よりも早く梅雨入りとなり、東日本も早めに梅雨入りと予想されています。
梅雨が明けると暑い夏がやってきます。2023年の夏は例年よりも暑いと予想されていますが、少しでも涼しい場所におでかけしたいと考えている方も多いでしょう。
今回は梅雨が明けた初夏におすすめしたい北海道・富良野・美瑛のおすすめ花畑スポットを2つご紹介します。
北海道は日本の中で一番北のため、全国的に四季は遅れがち。
関東や関西、九州が真夏のような暑さが訪れる時期には、まだまだ涼しい気温で過ごせます。
そんな時期におすすめしたい初夏の北海道満喫スポットをご紹介します。
Contents
北海道・富良野・美瑛とは?
https://mapandnews-japan.com/hokkaido/furano/index.html
(参照:あるくあるける MAP&NEWS.net)
北海道・富良野・美瑛は、北海道の中央に位置します。
富良野市は、十勝岳を望むラベンダー畑の風景が有名で、ラベンダーだけでなくポピー・ユリ・ヒマワリも栽培されています。
また、富良野スキー場があり、冬になるとスキーやスノーボードのイベントが開催されます。
美瑛町は、北海道上川郡にある町で、「日本で最も美しい村連合」加盟しています。
町全域を「景観計画区域」としており、「美しい日本のむら景観百選」「美しい日本の歩きたくなるみち500選に選定されています。
また、美瑛町を含む6市町村で「富良野・美瑛観光圏」を形成しています。
どちらも美しい景観を守られた街といえるでしょう。
位置情報として、富良野市の北に美瑛町があり、富良野市と美瑛町は車で30~40分ほどかかります。
新千歳空港から富良野へは高速道路を使うと約2時間15分、旭川空港から富良野へは、富良野線に沿う国道237号を南下して約1時間20分かかります。
美瑛町は、旭川空港からは、ふらのバスで約16分で到着します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E7%91%9B%E7%94%BA
(参照:ウィキペディア)
(参照:たびらい)
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/access/
(参照:美瑛町 北海道)
富良野・美瑛の花畑の見頃は?ラベンダーの見頃は?
https://www.tabirai.net/sightseeing/feature/furano-kanko.aspx
(参照:たびらい)
北海道の花といえば、ラベンダーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ラベンダーはフランス南部を原産地としており、日本で栽培するために昭和初期に曽田政治氏がフランスから種子を持ち込みました。
その後、どこで栽培するかを検討し、北海道の富良野市が選ばれラベンダーの栽培が広がったと言われています。
そんな富良野・美瑛のラベンダーの見頃は、7月中旬から下旬といわれています。
ラベンダーは品種によりますが、早咲きの場合6月下旬から開花が始まり、7月上旬から中旬に見頃を迎えます。
遅咲きの場合7月上旬に開花し、中旬から下旬に見頃を迎えます。
時期的にも7月いっぱいで見頃を迎えるため、初夏である7月に見ることをおすすめします。
https://hokkaidofan.com/furano/
(参照:北海道ファンマガジン)
https://www.visit-hokkaido.jp/feature/lavender
(参照:北海道観光公式サイト)
初夏の富良野・美瑛の気温は?
(2021年7月下旬撮影)
富良野・美瑛は、北海道の中で夏は比較的暑くなる傾向があります。
本州や九州などに比べると気温は下がりますが、昼間は26~28℃、時には30℃を超える真夏日もあります。
夜は18℃前後になるため、日中は半袖を着て、夜は羽織物があるといいでしょう。
自然に囲まれているため、マイナスイオンに包まれ比較的涼しいと思いがちですが、花畑は開けた土地にあるため木々に囲まれた場所よりも暑く感じます。
筆者は7月下旬に訪れましたが、その日は天気がよく日差しも強かったため水分が不可欠でした。
日傘や日焼け止めなど日焼け対策をしつつ、水分補給を充分におこないながら観光することをおすすめします。
https://www.tabirai.net/sightseeing/hokkaido/info/monthly/jul_weather-furano.aspx
(参照:たびらい)
筆者おすすめ!富良野・美瑛のおすすめ花畑スポット1つ目 “ファーム富田”
(2021年7月下旬撮影)
筆者がおすすめする富良野・美瑛のおすすめ花畑スポット1つ目は、“ファーム富田”です。
ファーム富田は、富良野市・中富良野町にある農園で、主にラベンダーを中心とした花々を栽培しています。
春から秋にかけて開園し、花畑だけでなくドライフラワーやオイル、香水などを作る施設があります。
また、営業時間内は入園無料です。
ファーム富田の名前の由来は、この地で畑を耕した「富田徳馬」、徳馬氏の孫であり、妻と本格的にラベンダー栽培を開始した「富田忠雄」といった「富田家」の名字からつけられています。
ラベンダー畑だけでなく、ラベンダーからオイルや香水なども作り上げ、ラベンダーの魅力を発信し続けてきました。
皇族の方も御来園されており、日本だけでなく世界的にも有名な花畑スポットです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%AF%8C%E7%94%B0
(参照:ウィキペディア)
https://www.farm-tomita.co.jp/history/
(参照:ファーム富田公式サイト ファーム富田の歴史)
ファーム富田の魅力は?
(2021年7月下旬撮影)
(2021年7月下旬撮影)
ファーム富田の魅力は、花畑の数!
花畑の数は、温室も含めてなんと14個!
敷地面積は12万㎡を誇り、日本最大級のラベンダー畑を所持しています。
ラベンダー畑だけではなく、ポピーやマリーゴールドなど、様々な花々が栽培されています。
一面紫の目に優しいラベンダー畑の広さは圧巻です。
また、ポピーやマリーゴールド、カスミソウなどが虹の絨毯のように畑を彩っているのも見どころです。
敷地面積が広いため、所要時間は1時間半から2時間ほどかかるかと思います。
広大な花畑をゆっくり見たり、背景に映え写真を撮ったり、ソフトクリームや軽食を食べたりと、様々な楽しみ方ができます。
https://www.farm-tomita.co.jp/farm/
(参照:ファーム富田公式サイト 園内案内)
(参照:THE GATE)
ファーム富田へのアクセス・駐車場は?
https://www.farm-tomita.co.jp/access/
(参照:ファーム富田公式サイト アクセス)
車の場合
旭川空港より国道237号経由 → 約45分
新千歳空港より道東自動車道 占冠I.C経由 → 約2時間30分
札幌市内より道央自動車道 三笠I.C経由 → 約2時間30分
※路上駐車・バス専用駐車場への駐車はご遠慮ください。
バスの場合
最寄りのバス停:「中富良野」(ふらのバス)
「ふらのバス ラベンダー号」
旭川駅前 ⇔ 中富良野 → 約1時間25分(片道 \800)
旭川空港 ⇔ 中富良野 → 約48分(片道 \690)
富良野駅前 ⇔ 中富良野 → 約12分(片道 \260)
※中富良野から徒歩約25分またはタクシー約5分でお越しください。
「北海道中央バス 高速ふらの号」
札幌駅前バスターミナル ⇔ 富良野バスターミナル → 約2時間30分(片道 \2,500)
電車の場合
JR富良野線「ラベンダー畑駅」から徒歩約7分
JR富良野線「中富良野駅」から徒歩約25分
駐車場
乗用車約500台分
バス約30台分
※隣接する町営駐車場にも乗用車100台分、バス約20台分の駐車スペースがあります。
身障者の方向けの駐車スペースも数台分あります。
営業時間
09:00~16:30
料金
入園料・駐車料ともに無料
https://www.farm-tomita.co.jp/access/
(参照:ファーム富田公式サイト アクセス)
https://www.farm-tomita.co.jp/news/detail.asp?id=52
(参照:ファーム富田公式サイト お知らせ)
筆者おすすめ!富良野・美瑛のおすすめ花畑スポット2つ目 “四季彩の丘”
(2021年7月下旬撮影)
筆者がおすすめする富良野・美瑛のおすすめ花畑スポット2つ目は、“四季彩の丘”です。
美瑛町は、「丘のまち」と呼ばれています。
由来は、約200万年前から十勝岳連峰が大噴火を繰り返し、現在のような丘陵が形成されたことからきています。
約100年前、入植者たちがこの地を開拓し、農業をはじめた結果、ヨーロッパの農村風景に似た風景が広がりました。
海外のような雰囲気があり、丘を生かした田畑が広がる美瑛町で、広大な花畑として有名なのが“四季彩の丘”です。
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/faq/
(参照:美瑛町 北海道)
四季彩の丘の魅力は?
(2021年7月下旬撮影)
四季彩の丘の魅力は、カラフルなパッチワークの花畑!
ラベンダーだけでなく、マリーゴールド、サルビア、ケイトウなど、様々な花々がまるでパッチワークのように栽培され、丘の上から圧巻の景観を見ることができます。
敷地面積は約15ヘクタールで、なんと東京ドーム約6個分!
広大な敷地面積に広がるパッチワークの世界は誰もが魅了されるでしょう。
また、花畑の横の道を歩くこともできるため、パッチワークの世界に入ることができます。
徒歩だけでなく、ノロッコ号やバギー、カートといった乗り物に乗って花畑を楽しむことができるのも魅力の一つです。
また、園内にはアルパカ牧場があるので、かわいらしいアルパカにも出会えるそうです。
(参照:Honda Dog)
https://www.shikisainooka.jp/green/#linkNorimono
(参照:四季彩の丘公式サイト グリーンシーズン)
四季彩の丘へのアクセス・駐車場は?
https://www.shikisainooka.jp/access/
(参照:四季彩の丘公式サイト アクセス)
車の場合
旭川方面から国道237号線から道道824号線に入り、美馬牛駅方向へ
富良野方面から国道237号線より、トリックアート美術館を目印に右折
電車の場合
JR富良野線を「美馬牛駅」で下車、徒歩約25分
JR富良野線を「美瑛駅」で下車、車約12分
駐車場
大型バス30台
乗用車300台
※駐車料金は6/1~9月末まで有料
営業時間(初夏の場合)
6月〜9月 08:40~17:30(アルパカ牧場は閉園30分前まで)
料金
入場料(7月〜9月)
高校生以上:\500
障がい者(高校生以上)・団体(大人10名以上):\400
小・中学生:\300
障がい者(小・中学生)・団体(小人10名以上):\200
小学生未満:無料
※各種乗りもののご利用、アルパカ牧場への入場は別途料金がかかります。
https://www.shikisainooka.jp/access/
(参照:四季彩の丘公式サイト アクセス)
https://www.shikisainooka.jp/about/guide/
(参照:四季彩の丘公式サイト ご利用案内)
まとめ
今回は、北海道・富良野・美瑛のおすすめ花畑スポットを2つ紹介しました。
初夏だからこそおすすめしたい、北海道の広大な土地に咲き誇る花畑について紹介しています。
本州や九州よりも暑くはないですが、暑さ対策は必須となるためご注意ください。
初夏にしか見られないカラフルで一面に広がる花畑を満喫してみてはいかがでしょうか?